「紙製の容器は、どのようにして作られているのだろう?」と疑問をお持ちではありませんか。
紙器製品はデザインや形状の種類が豊富なので、製造工程に興味を抱く方も少なくないですよね。
それでは今回は、紙器の作り方について見ていきましょう。
▼紙器の作り方
紙器製品の製造工程は、印刷・打ち抜き・糊貼りの3段階で行われます。
■印刷
依頼されたパッケージのデザインを元に、印刷が行われます。
印刷中は機械に設置された検査機を使用し、印刷面の品質を逐一チェックしていきます。
商品によっては、印刷後に表面加工処理を施すこともあるでしょう。
■打ち抜き
打ち抜きとは、木型を使用し、印刷を終えた製品を順番に型抜きしていく作業のこと。
使用する木型は、パッケージ設計図面を元に作られます。
※抜き打ち加工で不要となった紙は、古紙としてリサイクルされる仕組みとなっています。
■糊貼り
打ち抜かれた製品に糊を添付する作業を糊貼りと言います。
糊が添付された製品は順番に折り込まれて、圧着ベルトを通過する間に完全接着するのです。
なお、生産中は主に糊の接着と異種混入をチェックし、品質維持・管理に努めます。
▼まとめ
紙器製品は、印刷→打ち抜き→糊貼りの3つの工程によって作られます。
すべての工程をミリ単位で細かく管理していくことで、要望に沿ったデザイン・形状の紙器製品が完成するのです。
「特殊な形状の紙器を作りたい」とお考えであれば、ジョイパック株式会社へお気軽にお問い合わせください。