コラム

貼箱の作り方について

貼箱とは、表面に和紙などを貼った箱です。
美粧性に優れていることから、贈り物用の箱として用いられることが多いです。
今回は、そんな貼箱の作り方をご紹介します。

▼貼箱の作り方
①断裁する
まずは、設計した通りに板紙を断裁します。
この工程は仕上がりに大きく影響するので、全自動の機械で行うことがほとんどです。

②罫線を入れる
板紙を断裁しただけでは、正確に組み立てることはできません。
そのため、次は箱を組み立てるために筋を入れていきます。
筋を入れることで折り込みやすくなります。
このときに、不要な四隅も切り落とします。

③仮どめする
罫線を入れたら、次は箱の形に組み立てて仮どめします。
テープで仮どめすることできれいに仕上がり、さらに強度も上がります。

④貼紙の不要な部分を切り落とす
次は、貼箱の特徴である貼紙の形を調整します。
板紙と同じように不要な四隅を切り落とし、板紙とサイズが合っているか確認します。

⑤糊付けして貼紙を貼り付ける
次に、貼紙に専用の糊を塗って板紙に貼り付けます。
小ロットの依頼や形状が複雑な場合は手作業で行うこともありますが、基本的には機械によって行われます。
余った部分を内側に折り込み、最後にしっかり糊付けしたら完成です。

▼まとめ
貼箱の作り方は次の通りです。

①断裁する
②罫線を入れる
③仮どめする
④貼紙の不要な部分を切り落とす
⑤糊付けして貼紙を貼り付ける

弊社では、さまざまなお客様のニーズに合わせた貼箱の製作を行っております。
コストや納期のご相談も可能ですので、気軽にお問い合わせください。

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