コラム

箔押しをデザインするときのポイント

箔押しとは、デザインの一部にインクではなく「箔」を用いる加工方法です。
箔押しは高級感を与えることができますが、インクとはデザインの方法が異なります。
そこで今回は、箔押しをデザインするときのポイントについて解説します。

▼箔押しをデザインするときのポイント
■線は一定以上の太さが必要
箔押しは、線が1mm以下の場合かすれやすくなります。
そのため、箔押しのデザインを考えるときは線を1mm以上にしましょう。

また、文字の場合フォントによってムラが出ることがあります。
たとえば、ゴシック体は文字の太さが同じなので失敗しにくいです。
一方、明朝体は部分的に線の太さが違うので仕上がりにムラが出やすいのです。

■線と線の間は間隔を空ける
線と線の間が近すぎると、箔押ししたときに線が潰れて重なることがあります。
とくに、細かい絵柄や画数が多い漢字などは線が潰れやすいです。
そのため、できるだけサイズを大きくして線と線の間隔を空けましょう。

■折り目の上は避ける
折り目の上に箔押しすると、気泡が入って剥がれやすくなります。
そのため、できるだけ折り目の上の箔押しは避けましょう。
どうしても折り目の上にデザインしたい場合は、箔押しではなくインクを使うのがおすすめです。

▼まとめ
箔押しをデザインするときのポイントは、主に3つあります。

・線は一定以上の太さが必要
・線と線の間は間隔を空ける
・折り目の上は避ける

弊社では箔押しの製作も承っておりますので、わからないことやご相談がありましたら気軽にお問い合わせください。

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