紙箱に使われる化粧紙にはさまざまな素材がありますが、どれくらいの種類があるのでしょうか。
今回は、紙箱の化粧紙の種類について見ていきましょう。
▼紙箱に用いる化粧紙の種類
化粧紙は箱の用途に応じて使えるよう、いくつかの種類に分かれます。
■コートボール
最もコストが低く、汎用性に優れた種類です。
裏はクリーム色、あるいはグレーをしています。
裏面まで白いタイプは「コートボール(裏白)」と表記し、区別されるのが特徴です。
■サンダイヤ
リサイクルによって作られた紙で、蛍光塗料を使っていません。
そのため、主に食品を入れる箱用の紙として用いられます。
■ウルトラH
コートボールよりも高級感のある種類で、きれいな白い色をしているのが特徴です。
高価な品を納める箱を作る時に使われる化粧紙で、コスメやお酒などにしばしば用いられます。
■ボンアイボリー
両面にコーティングを施していることから、つるつるとした手触りが特徴です。
箱の手触りがよいことから、し好品に多く用いられます。
■耐水紙TS
耐水性に優れた紙で、箱の隙間から水分が入るのを抑えてくれます。
水に強いという性質から、水産物の贈答品の箱をはじめ、冷蔵や冷凍品を入れる箱としても使われるのが特徴です。
■パール紙
紙の表面にパール顔料を塗布した加工になっており、光の当たり具合によってキラキラと輝きます。
その美しさから、化粧品やお酒などを入れる箱に最適です。
■ミラックスVS
ミラックスは「ミラー」、つまり鏡のような光沢を持つのが特徴です。
紙に黄色いインクを乗せることで、箱の表面に鏡の効果を生み出します。
見た目にインパクトを与えたい箱に使うには、うってつけの化粧紙です。
▼まとめ
箱を作るための化粧紙には、さまざまな種類があることがわかりました。
特殊な加工が施された箱が手に入ったら、上手に活用してみてはいかがでしょうか。
結城市にある弊社では、お好みの化粧紙を使った箱制作を承ります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。