コラム

貼箱の歴史について

貼箱は贈り物用の箱として主流ですが、いつ頃から使い始めていたのでしょうか。
実は貼箱の歴史は古く、現在とは作り方や素材が異なるのです。
そこで今回は、貼箱の歴史について解説します。

▼貼箱の歴史
■貼箱の始まり
貼箱の始まりは、まだ厚紙がなかった時代までさかのぼります。

当時は箱の素材に木を用いており、その表面に和紙を貼ることで貼箱を製作していました。
それから明治時代になり、厚紙が普及し始めたことで貼箱も厚紙で作られるようになったのです。
当時の貼箱も高級感があったので、時計や宝石・香水などさまざまなものを入れて贈答品の箱にしていたとされています。

■現在の貼箱
現在は、貼箱の貼紙として和紙だけでなく洋紙が用いられるようになり、デザインの種類が大幅に増えました。
また、貼紙を使わず直接ボール紙に印刷することもあります。
そして、貼箱が始まった当初は全て手作業で製作していましたが、現在はほとんどが機械によって作られています。

▼貼箱はまだまだ進化している
貼箱は時代とともに進化してきましたが、現在もそれは続いています。
デザインや素材が増えることで用途が増え、贈り物用の箱だけでなくさまざまな用途で使用されるようになっています。

▼まとめ
当初の貼箱は、木の表面に和紙を貼って作られていました。
それから木ではなく厚紙が用いられるようになり、現在ではさまざまなデザインの貼箱が製作されています。
弊社ではさまざまなお客様のニーズに合わせた貼箱の製作を行っておりますので、気になる方は気軽にお問い合わせください。

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