コラム

地獄底の用途について

箱の形状にはさまざまな種類があり、中に入れるものによって使い分けられています。
その中の1つに「地獄底」という形状があるのですが、どのような箱かご存知ですか?
今回は、地獄底の用途とメリット・デメリットについて解説します。

▼地獄底とは
地獄底は、箱の底の形状を表しています。
一般的な箱は底が1枚でできているのに対し、地獄底は4枚を組み立てて底を形成します。
用途は箱の底としてのみですが、地獄底にすることで丈夫さが増し箱に入れられるものの種類が増えます。

▼地獄底のメリット・デメリット
箱の底を地獄底にすることで、次のようなメリットとデメリットがあります。

■メリット
地獄底のメリットは、強度が上がるということです。
一般的な箱は底が1枚でできているので、重いものを入れると底が抜けてしまいます。
一方、地獄底は4枚を組み立てて形成されているので、それだけ底の強度が増します。
強度が増すことで、重さがあるものも安心して入れられるようになります。

■デメリット
地獄底のデメリットは、凸形のフラップの長さが短いと底が抜ける可能性があるということです。
フラップが適切な長さであれば、しっかり差し込めるので底が抜ける心配は少ないです。
しかし、あまりに短いと上手くスラップが差し込まれず、ものを入れたときに底が抜けやすくなるので注意しましょう。

▼まとめ
地獄底とは、4枚を組み立てて底を形成したものです。
用途は底としてのみですが、4枚でできていることから強度が上がります。
一方、凸形のフラップの長さが短すぎると底が抜けやすくなるので注意が必要です。

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